アフリカからアジアにかけて分布するヒョウの仲間で、最も北に住むアムールヒョウ。その姿を捉えるため、取材班は2009年、厳寒のロシアに入りました。ただし、当時生息しているアムールヒョウは推定30頭。野生で出会うのはほぼ不可能とも言われていました。雪に覆われたロシアの森の中を、取材班は奥へ奥へと進んでいきます。そこで、まず目にしたのは体重200kgにもなるという大型のシカ、ウスリージカ。アムールヒョウは、このウスリージカを倒してエサにすると言います。さらに食べかけのシカの死骸を発見すると、取材班は近くにアムールヒョウが潜んでいるに違いないと確信します。そうして待つこと10日以上、ついにアムールヒョウがカメラの前に姿を現しました...

＊2009年撮影当時は30頭ほどと推測されたアムールヒョウの生息数ですが、その後の保護活動などにより、現在では100頭前後が野生で生息していると見られています。

今回のナレーションは赤荻歩アナウンサー

2009年3月「どうぶつ奇想天外！」で放送されたものをリメイクしました。

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■どうぶつ奇想天外／WAKUWAKU
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